SEASONAL CARE 〈季節のお手入れ情報〉

春 Spring

正しいケアで一年中キレイ!
「紫外線ケア」

少しずつ暖かい日が増えてきて、春はもうそこ。
それにともなって気になってくるのが「紫外線」です。
紫外線というと、夏が一番強いイメージがありますが、
肌の奥深くにまで達し、
たるみやシワなどの老化を引き起こすUV-Aが強くなるのは
実は春からなのです。
この季節から紫外線ケアの正しい方法を毎日のお手入れに取り入れて
日焼けによる肌悩みをクリアにし、
一年中キレイな肌を手に入れましょう!

What Is
紫外線とは

光老化とUV-A

肌に影響を及ぼす紫外線はUV-AとUV-Bの2種類ありますが光老化に影響を与えるのがUV-A。UV-Aは、肌のハリや弾力を司る真皮にまで到達します。
日常生活の中で知らず知らずのうちに浴びてしまうUV-Aは「生活紫外線」とも呼ばれ、肌にダメージを蓄積させます。メラニン色素を生成する細胞メラノサイトを活性化させて肌を黒くし、真皮内のコラーゲン線維やエラスチン線維にダメージを与え、シワやたるみなどを引き起こす大きな要因になります。

月ごとの紫外線量

UV-A(紫外線A波)の量は、4~9月まで強い時期が続きます。 UV-Aは夏に比べ冬は2分の1程度と変動量が小さいのに対し、UV-Bは夏に比べ冬はおよそ5分の1にまで減ることから、UV-B(紫外線B波)に比べUV-Aは冬の弱まり方が少ないことがわかります。つまり、光老化の要因となるUV-Aは一年中気をつけなければならず、紫外線ケアは冬でも必要です。

How To
お手入れ方法

UV対策の化粧品をとりあえず塗っておけば、一日中日焼けを防げると思っていませんか?実は、お手入れ正しい使い方をしてこそ紫外線ケア化粧品は最大の効果を発揮します。ここでは紫外線ケアの正しい方法をご紹介します!

〈量〉

日焼け止めを塗るときに、多くの方が規定量を塗っていないそうです。
顔全体に塗るときは、液状タイプの場合1円玉大(約0.6mL)が平均的な適量。
少量を薄くのばして使っていると効果が半減してしまいます。
同量をしっかりと重ね塗りしながら、こまめに塗りなおすことが大切。
身体に塗る場合は、面積的に多い量を使うことになりますが、身体全体に余すところなく行き渡るよう潤沢に使ってください。

〈塗り方〉

1円玉大を手に取り、顔の5カ所 (両ほほ・額・鼻・あご)に置き、すみずみまでのばしてなじませましょう。
おでこや鼻、頰の高い部分は落ちやすくまた日焼けしやすいため、重ね塗りをするとより効果的です。

〈場所〉

誰もが顔を念入りにケアしますが、紫外線量の多い春~夏の時期は、あご下や首、デコルテ、耳、襟足にも塗り忘れがないように気をつけましょう。
特に忘れられがちなのが「耳」。
羽のように外側へ広がった耳は日光を受けやすい位置にあるので、前だけでなく後ろもしっかりケアする必要があります。
そして次に忘れやすいのが顎の下。顎の下は陰になっているから日焼けのリスクが低いと思われがちですが、アスファルトからの反射でしっかり紫外線を浴びてしまいます。
首筋から顎の下もしっかり塗るように心掛けましょう。

地表面で反射、散乱する紫外線

紫外線は上から降り注ぐだけでなく地表で反射します。
雪面はおよそ80%の紫外線を反射するので、雪山のレジャーにも注意が必要です。
また日陰にいるときにも散乱する紫外線に注意しましょう。
日陰にいると直射光は届きにくいものの、散乱光は浴びていることになります。

〈塗り直し〉

紫外線ケアはこまめな塗り直しが大切。紫外線ケア化粧品は、2~3時間おきに塗り直すことが大切です。
特に汗分泌の多い箇所は要注意!
こめかみ、Tゾーン、小鼻などは皮脂分泌量が多いのでこまめに塗りなおす必要があります。

〈アイテム〉

帽子や日傘なども紫外線対策アイテムを一緒に使うとより効果的です。
長袖を着て紫外線対策をされている方も多いですが、紫外線は洋服の生地も通り抜けて肌に届いてしまいます。
紫外線対策には、「UV加工」がしてある生地やアイテムを選んで使うようにしましょう。

屋内でも紫外線ケアは必要?

波長の長いUV-A(紫外線A波)は、肌の奥深く真皮に届くだけでなく、ガラスをも通り抜けてしまいます
。 屋内はもちろん、車や電車の中にいても油断は禁物です。
知らず知らずのうちに長い間浴び続けることで、肌へのダメージが蓄積されハリや弾力を失うことにつながります。部屋の中でも紫外線ケアを心がけましょう。

それでも日焼けをしてしまったら・・・
うっかり日焼けをしてしまったら、アフターケアがとても重要です。

肌が赤くほてる、ヒリヒリとしてしまった場合は、軽いやけどと同じ状態。
冷水のシャワーや濡れタオルなどで日焼け部位をすぐにクールダウンさせるようにしましょう。

また、日焼け後の肌はとても乾燥しやすいため、保湿力が高いものでスキンケアを。
スキンケアの際は、洗顔時に強くこする、マッサージをするなどはNG。
日焼けした肌に刺激とダメージを与えないよう、特にやさしくお手入れをしてください。

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季節のお手入れ情報

秋は一般に過ごしやすい季節と言われていますが、気候の変化で肌が乾燥しがちになったり、夏に比べて代謝が落ちたりと、気づかないうちに調子を崩しやすい時期でもあります。

少しずつ暖かい日が増えてきて、春はもうそこ。それにともなって気になってくるのが「紫外線」です。紫外線というと、夏が一番強いイメージがありますが、肌の奥深くにまで達し、たるみやシワなどの老化を引き起こすUV-Aが強くなるのは実は春からなのです。